知っておきたい慶びの場の装い
結婚式など慶びの場へは、それに適した服装で出席する必要があります。
例えば結婚式において、女性はドレスなどの洋装が一般的ですが、時間帯や立場などによって適した服装が異なり、正礼装・準礼装・略礼装が存在します。
今回は、結婚式や披露宴での装いについてまとめます。
正礼装
対象…新郎新婦のお母様とお父様(招く側)
昼の装い
女性はアフタヌーンドレスです。
衿元が詰まり、長袖か7~8分丈で肌の露出が少ないドレスを選びましょう。ワンピースが正式ですが、アンサンブル、ツーピース、スーツでもよいとされています。スカート丈はロング丈となります。
夜の装い
女性はイブニングドレスです。
胸もとや背中、肩を出した光沢のある素材のワンピースドレスを選びましょう。スカート丈は、フロア丈や靴先が見えるヒール丈が一般的です。デザインは、オフショルダーやワンショルダー、ベアトップなどです。
準礼装
対象…兄弟、祖母祖父、叔父叔母(招く側とそれに近い招待者側) 主賓(招待者側の序列上位)
昼の装い
女性はセミアフタヌーンドレスです。
アフタヌーンドレスよりも自由なデザインのワンピースやアンサンブル、ツーピース、セパレーツなどを選びましょう。スカート丈の制約は特にありませんが、ひざ丈より長めの丈が一般的です。
素材は色無地または、無地感覚の柄物、小柄プリント、レースなども可能です。。
夜の装い
女性はディナードレス、カクテルドレスです。
ディナードレスは衿なしで袖のついたものが基本です。カクテルドレスはイブニングドレスよりも自由なデザインのドレスを選べます。ノーマル丈からミディ丈のワンピースやパンツスーツなども可能です。
略礼装
対象…会社関係者、友人知人(招待者側→→2次会層)
昼の装い
ドレッシーなワンピースやアンサンブル、ツーピースなどを選びましょう。カジュアルにならないよう、素材やデザインを考えましょう。
結婚式の二次会など、カジュアルなスタイルな場合は、ドレッシーなニットやカットソーを取り入れて、コーディネートの幅を広げる事も可能です。
夜の装い
基本は昼と同様で、ドレッシーなワンピースやアンサンブル、ツーピースなどを選びましょう。カジュアルにならないような素材やデザインを選び、夜の場合はラメなど光る素材で華やかな演出にします。
結婚式の二次会など、カジュアルなスタイルな場合は、ドレッシーなニットやカットソーを取り入れて、コーディネートの幅を広げる事も可能です。
フォーマルでは
招く側と招かれる側に分かれます。これがカジュアルとの大きな違いです